黒田博樹投手(38)は、ヤンキースからフリーエージェント(FA)をし、
ヤ軍から提示されていたクオリファイング・オファー(QO)を拒否した。
大リーグ選手会が11日に発表した。
提示は1410万ドルの1年契約。
さて、日本円だといくら?
今は1ドル99.5円だから、
99.5円×1410万=140,205万
ん?これじゃわかりにくいね。
140,205万 → 14億205万
そもそも、99.5円だったら100円で換算したほうがわかりやすいでしょ。
ってことで、
100円×1410万=141,000万 →14億1千万
ということは、1800万ドルだと、
100円×1800万=180,000万 →18億
黒田は引き続き交渉が可能なヤ軍を含め、獲得を希望する球団と今後も交渉を続ける。
日本人では考えにくい感覚だけど、黒田に限らず、
大リーグの交渉では代理人が主だ。
そう考えると、代理人自身の報酬もこれで決まるわけだから、駆け引きだろう。
11勝13敗と 2つ負けが多いけど、評価は上がる一方。
その要因は、今年に限らず、4年連続2ケタ勝利、防御率も3点台という
安定した成績にある。
やはり、計算できる投手、というのは魅力だ。
で、見出しの1800万ドルという数字はなぜでてきたか?
今の黒田の交渉額が1410万ドルなのに、400万ドル(4億)もあがるだろうか?
その根拠は、イチローにある。
マリナーズ時代の09~12年に手にした日本人最高年俸1800万ドル
(約18億円)までつり上がると予想されている。
と米紙が報じたから。
代理人もニンマリではないだろうか。
いずれにしても、日本では考えられない報酬の争奪戦だ。